NANA 2 Special Edition
出演:中島美嘉 /市川由衣 /玉山鉄二 /姜暢雄 /丸山智己
東宝
発売日 2007-06-22
矢沢あいの人気コミックを映画化し、大ヒットした『NANA』のパート2。監督・大谷健太郎とナナ役の中島美嘉は前作と同じだが、ハチ役は宮あおいから市川由衣など、キャストの変更も多い。今回はナナとハチの心の絆に傷が入り、別々の人生を歩みつつもそれを克服していくさまがドラマの焦点ともなっている。バンドのメジャー・デビューを控えるナナ。仕事をクビになって落ち込むハチは、バンドのリーダー、タクミ(玉山鉄二)と再会し、一夜をともにしてしまう。一方ナナのバンドにメジャー・デビューの話が舞い込み…。2作目ということで手馴れてきた分、前作ほどの新鮮味はなく、また、さすがに前作の宮崎あおいのイメージが強烈だっただけに、その意味で市川由衣は分が悪い。一方、中島美嘉は前作より若干演技がうまくなっている。後半はかなりヘビーな展開だが、これで完結と謳うには少し曖昧な終わり方ではあった。(増當竜也)
一部のキャスト↑楽曲↓ 2007-08-18
NANA待望の続編。
今回は、成長しきれないまま葛藤するナナとハチの二人がポイント。
ドロドロした恋愛や壊れそうな友情をリアルに描けるかがカギだった。
ハチは前回の宮崎あおいから市川由衣に変更。
これが・・・いまいち感情移入しづらくなった一点。
見た目のイメージとしては市川の方がハチに近いような気もするが
演技力、魅力は断然宮崎に軍配があがる。
レン役の今回の役者は無難なイメージ。
可もなく不可もなくといったところ。
前回の松田龍平は見た目がイメージと合わないといった意見もあったが
雰囲気や演技力、色気があった。独特のカリスマ性といったところ。
シン役だけは今回の変更は大正解。
一気に原作のミステリアスな美少年のイメージに近づき
いかにも年上女性に好かれそうなシンの危なげな感じがよく出ていた。
演技も自然で全く無理がない。
中島、成宮は前回よりもよりキャラが根付いて演技に味が出てきたほど。
とても良かった。
残念なのは、原作でリアルだった濡れ場が一度も出ないこと。
前回でもナナとレンの入浴シーンや、ベッドシーン、
章司と幸子のベッドシーンなど多少ではあるが
しっかり描かれていた。
しかし、今回の総カットではリアルな恋愛の生々しさや痛みが全く伝わってこない。
(R指定にしろといってるわけではない。最低限の表現をしてほしいのだ。)
そして、楽曲。
実際、新宿のゲリラライブでやる曲があれでは盛り上がりに欠けると思うのだが
どうだろう。(映画では、皆エキストラだから異様なほど盛り上がってるが)
ナナ達のロックな衣装や化粧が浮いている。
「思いっきり暴れてこい!」と言われてもあの曲では手拍子が似合うような気がする。
なんともTAKURO節というか、フォークソングのようなメロディライン・・。
いまいち爆発力に欠ける。
トラネスの楽曲の方が垢抜けている。
が、どちらのバンドも前回の楽曲の方が素晴らしかった。
いまいちなんとも惜しいNANA2。
楽しみにしていただけに不完全燃焼な思いでいっぱいだ。